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ファスナーポーチの作り方(前半)

連日、暑い日が続いてますね。
なんとか乗り切っていきましょう~。

さて、先日、内布付きのファスナーポーチのステッチのやり方について訊かれまして、
口頭で説明をしたのですが、
自宅に戻って、「あれ? あのやり方で出来るだろうか??」と思いまして、
出来ないんじゃないか、と結論に至りました💦

というわけで、ちゃんと説明をした方が良いよね~、と思いまして、ブログで書く事にしました。

ステッチのやり方を説明するには、
ファスナーの終わりの始末も説明しなくてはならず(このやり方によって、ステッチの入れ方が変わってくるので)、
それなら、ファスナーポーチの作り方を最初から最後まで説明しよう、となりました。

いろいろなやり方もあるでしょうし、
基本的な事なので、既にご存知の方も多いでしょうし、
今さら、こんな説明なんて必要ないのかも、と思うのですが……。
しかも、夕方から写真撮りを始めたもので、今日は前半のみのアップで、後半は後日になっちゃうのだけれど💦💦💦


では、始めまーす♪


用意するもの

ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20402953.jpg
ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20404546.jpg

表布 縦28㎝×横20㎝
内布 縦28㎝×横20㎝
フラットニットのファスナー20㎝(今回は在庫で適当なのがなかったので、30㎝ファスナーを使用)
ファスナーエンドの始末用の布(ファスナーに付いている紙タグの大きさより、少し長めにカット)



① ファスナーをカットする
ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20405692.jpg
ファスナーを表布の上に置き、布の右端から2㎝の位置(紫の印が付いている所)で、ハサミでカットする。
スライダーを下げない限りは大丈夫なので、このまま次の工程へ進んで良いが、
心配な方は、カットする前に、紫のペンの位置より左に5㎜くらいの所をミシンで縫って(返し縫いをしながら2,3回)から、
ファスナーをカットする。



② ファスナーの終わりにエンド布を巻いて縫う

ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20410794.jpg
ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20531069.jpg
ファスナーの表に、エンド布を中表にして5㎜の位置で縫い、くるっとくるんで、ファスナーの裏に行き、
適当な長さにエンド布をカットしてから、中に折りこみ、
ファスナーの表から落としミシンをかける。

わかりづらい説明ですね💦
要は、ファスナーの終わりを、エンド布でくるむ、という事なのですけれど。

ファスナーの長さを、本体布の横の長さ(20㎝)より、2㎝短く設定しています。
この「2㎝短い」というのは、
本体布が帆布やキルティング布、ハード芯を貼った場合、
本体布の厚さに縫い代が重なり、縫いづらくなるので、それを避けるためです。

布小物の縫い代は1㎝で作る事が多いと思います。
私がよく作るダブルファスナーポーチの、前面にあるポケットのファスナーの始末は、この
ように「2㎝短い」やり方をしています。
縫い代の重なりがなくなり、ボコッと厚みが出るのを防げますし、
ステッチもかけやすくなります。

慣れてきたら「2㎝」ではなく、「1.2㎝~1㎝短く」してやると、
隙間が出来ずに、見栄えが良くなります。


但し、この時点で、本体の仕上がり寸法、横18㎝に対して、
ファスナーの開け口寸法は15㎝になりますので、
ファスナーの開け口を、本体横の長さと同寸にしたい場合は、
エンド布でくるまず、そのままファスナーを使うか、
ファスナーの長さを生かして、本体より長く垂らしておく、という方法をとります。
お好みと、作る物の用途に応じて、ファスナーの終わりの始末を変えていきます。


③ファスナーを本体布に縫い付ける
ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20414273.jpg
中表にして、ファスナーを布端から5㎜の位置で縫い付けます。返し縫いはしません(しつけミシンなので)。
ファスナーの始まりの所は、こんな風に折ってやると、仕上がりが良いです。


④内布を重ねて縫う

③に、内布を中表にして重ねて、布端から7㎜の位置で縫います。最初と最後は返し縫い。
この時、内布を見ないで、表布の裏側を見ると、③の5㎜の縫い線が見えるので、縫いやすいです。


⑤ステッチをかける

ステッチをかける意味は、ファスナーを開閉する時に、内布が噛まないようにするためです。
なので、裏コバ(ステッチ)で大丈夫。
本体布にキルト芯を貼っていて、ふっくらと仕上げたい場合も、裏コバにします。


ファスナーポーチの作り方(前半)_a0335773_20420046.jpg
本体布の縫い代を内布側に倒し、軽くアイロンをかけておきます。
アイロンが面倒であれば、ヘラや爪で布をしっかりと、平らにしておきます。

本体布の縫い代、ファスナー、内布の縫い代、内布を重ねて、
内布の表から、「きわ」にステッチをかけます。
端から端まで。始まりと終わりは返し縫い。


装飾として、本体布にステッチをかけたい場合は、端から端まではステッチをかけません。
今回のポーチのやり方は、本体に内布を縫い付けながら進めていくやり方なので。


方法としては、
① このやり方で(ファスナーにエンド布を付けて)進める場合は、ステッチをかける際、両端を2㎝くらい縫い残し(ステッチをかけない)ておく。
  
② ファスナーをエンド布でくるまずに、長く垂らしておくやり方で、縫い進める。

③ 本体と内布を別々に作り、ファスナーのキワに、内布を手でまつり付ける。


に、なるのかなあ……。
いつも、縫いながら考えて進めていくので、ちゃんと記憶に残ってなくて💦

裏コバでステッチをかけるやり方は簡単だし、内布が噛む心配もないので、
まだやった事のない方は、是非、やってみてくださいねー。
「ファスナーポーチの作り方 後半」では、反対側のファスナーの付け方、ダダダッと直線縫いを経て、完成へと進みます。

本体布にステッチをかけるやり方もアップしなきゃね💦💦💦



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ふうう。
同じポーチでも、いろんなやり方があるねー。


Commented by 工房あ~る at 2017-08-26 22:18 x
大丈夫。ちゃんと裏コバ入れられましたよ^^感謝!
でも後半も楽しみにしています。
Commented by r-reticule at 2017-08-27 07:23
工房あ~る さん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます♪
既に、裏コバを入れられたのですね!
あんな拙い説明だったのに💦、伝わって良かった~。
後半の説明も頑張りまーす。
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by r-reticule | 2017-08-26 22:13 | レシピ | Comments(2)

R-Reticule(R-レティキュール)のミエムです。レトロでロマンチックな物が好き。ハンドメイドとロマンス小説、日々のあれこれを綴ります


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